がぶり鶏が人気の理由|14年愛され続ける“看板料理”の裏側

高田馬場に店を構えて14年(2012年7月開業)。

炉端焼きと刺身を中心とした酒場 「炭焼長者 馬場六区」 の名物といえば、スタッフ全員が胸を張っておすすめする看板料理 “がぶり鶏” です。

鶏の半身を豪快に使い、二日がかりで丁寧に仕込む一皿は、開業当初から変わらず多くのお客様を惹きつけ続けています。
この記事では、普段は見ることのない仕込みの裏側まで、写真付きでご紹介します。


🐔 こだわり抜いた「国産ひな鶏」から始まる一皿

がぶり鶏に使用しているのは、約400g の国産ひな鶏の半身
鮮度を重視し、チルド状態で仕入れるところから始まります。

まず行うのは、特製マリネ液への“漬け込み”。
ここで味の深さとしっとり感が決まります。

▼ マリネ液の材料

  • 塩(余分な水分を抜き旨味を凝縮)
  • すりおろしショウガ(臭み消し)
  • 黒コショウ・白コショウ(味の輪郭)
  • 昆布茶(上品な旨味)
  • セロリの葉、タマネギ、ニンジン(香りづけ)

これらを軽く揉み、ひな鶏と合わせて丸1日冷蔵庫で漬け込みます。がぶり鶏の仕込みで吊るされた国産ひな鶏。炭焼きの余熱で旨味を凝縮させる工程。<br />

がぶり鶏は、丸一日漬け込んだ後、余熱の上で吊るす“干し”工程へ。ここから旨味がさらに深まります。


🔥 吊るし焼きで旨味を凝縮。二日がかりで仕上げる本気の工程

翌日、マリネから取り出した鶏肉を囲炉裏の上に吊るします。
この“吊るし”こそ、がぶり鶏最大の特徴です。

▼ 吊るし工程のメリット

  • 余分な水分と脂がゆっくりと落ちる
  • 遠赤外線で身が引き締まり旨味が濃くなる
  • インパクト抜群で視覚的にも楽しい

がぶり鶏の旨味を引き出すため吊るされている鶏のアップ写真。余熱で水分と脂を落とす工程。ひな鶏を吊るし、じっくり余熱で干すことで旨味を内部に閉じ込める。


がぶり鶏は、炭火の近くで約25分、火加減を見ながら丁寧に焼き上げます。
吊るされた姿の迫力、炭火の香り……店内でも目を惹く名物的存在です。

炭火でじっくり焼かれるがぶり鶏の半身。外は香ばしく中はふっくら仕上がる工程。炭火でじっくり火入れされるがぶり鶏。外の香ばしさと中のジューシーさが両立する瞬間。


🍽️ 1皿で4つの部位を食べ比べできる贅沢

がぶり鶏は、豪快さだけではありません。
1皿で4部位を味わえる、まさに“鶏のフルコース”。

▼ 楽しめる4部位

  • ムネ: しっとり柔らか
  • モモ: 噛むほどに溢れる旨味
  • 手羽: 炭火の香ばしさが際立つ
  • ぼんじり: 脂の甘みが魅力

さらに、添えられる特製ワサビは茎まで刻んだ“香りの強いタイプ”。
シャキッとした食感が、ジューシーな鶏肉と最高にマッチします。

高田馬場の居酒屋名物・国産ひな鶏を丸ごと焼き上げた“がぶり鶏”の完成写真

名物「がぶり鶏」。皮パリッ、身はふっくらジューシーに焼き上げた人気の逸品。


📄 メディア掲載実績

がぶり鶏は、居酒屋業界の専門誌「居酒屋」でも取り上げられております。

専門性の高い業界紙でも見開きで大きく掲載。

見開きで大きく「強い看板商品」として、掲載されております。


📍 なぜ14年間も愛され続けるのか

  1. 二日工程で旨味を極限まで引き出す“本気の仕込み”
  2. 店内でも圧倒的存在感を放つ“吊るしスタイル”
  3. 宴会・仕事帰り・学生グループまで幅広く刺さる“シェアの楽しさ”

がぶり鶏は、ただの人気メニューではなく、
「馬場六区の料理哲学そのもの」 が詰まった看板料理です。

ご来店の際は、ぜひ一度ご賞味ください。


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